「コロナの影響でオンライン会議になったでしょ、で、画面に映る自分を見て美容医療に興味を持ったんだよね」と先日60代男性の患者様がおっしゃっていました。
今、中高年男性の美容ブームがきております!
NHKの男性医療脱毛を取り上げた番組を見た、と脱毛カウンセリングにいらっしゃる、中高年から高校生までの男性患者様も増えました。
若い世代は美容情報をSNSで探す事も多いようですが、宣伝やサクラや一般人の間違った情報も多く、なかなか正解に辿り着くのが難しそうです。
大きな本屋で簡単に書いてある美容の医学書を読む事をおすすめします。最近の医学書は一般の方が読んでもわかりやすいものもあります。
あとは受診した時に医師に質問するのが良いでしょう。素っ気ない医師は知識や経験が足りないのかもしれません。
美容医療を受ける人口がコロナで増え、若年層や男性患者も増え、トラブルも増えた。という事での、良い美容クリニックとは?というインタビュー。
私も【良い美容クリニック】について聞かれましたが、正直よくわかりません。。。
【良い】の基準は人それぞれなので。
私が患者の立場なら、相談しやすく、お任せして丁度良く仕上げてくれる、技術が高く、予約取りやすくて、家から通いやすいクリニックが【良い】です!長年通っている美容院のようです。
美容医療は形成外科の一分野ではありますが、形成外科学会専門医の資格を持っているかどうかは良い美容クリニックとは関係ないと思います。あくまでも、大学病院、関連病院で基礎的なトレーニングを一定数こなしてきた証明書のようなもので。
それよりも、専門医の資格を取るために大学病院に所属していたからこそ経験できた、医師としての貴重な体験の数々の方が私にとっては財産です。
その一つがネパールでの医療活動です。
1年かけてスタッフがネパールの村々を周り、声を掛けて集めた口唇口蓋裂の患者さん達を、カトマンズの郊外の病院で1週間の間に集中して手術をするという、認定NPO法人ADRA japan主催の医療チーム派遣事業のメンバーとして参加しました。
決して衛生的な所ではありませんが、手術室はきちんとしています。
先輩ドクターの手術アシストが主でしたが、口蓋裂や瘢痕手術の術者も経験しました。
現在も「ナマステ基金」という学校に行くお金の無い子供のサポートを続けていて、毎年写真と成績表と将来の夢(ドクターが多いのです)が書いてあるカードが送られてきます。
ADRA japanは自分が活動に参加した団体なので、安心して寄付ができます。
ニュースを見て、何か具体的な行動に移したいと思った方へ。
ADRAという選択肢もあります。
東京 新宿 美容皮膚科369clinic 院長