前職のニキビ治療専門クリニックでは、1日にニキビ患者50〜60人の診察に入りニキビ肌と長年向き合ってきました。
外用薬だけでも20種類以上。他に内服薬も多数。
その中から患者さんの肌状態に合わせて薬を数種類チョイス。
スキンケアも薬と同じくらい重要なアイテム、それもそれぞれの肌に合わせてチョイス。
「皮膚科でもらった薬を使ったら余計に肌荒れしてしまって…」
「皮膚科でニキビに良いとすすめられた化粧品をシリーズで使っていましたが良くならず…」
長年皮膚科にかかったけどよくならずに挫折した患者さん達が、スキンケアと薬を変えると3週間後にはニキビが劇的に改善して驚いて喜んで…
そんな光景がよくありました。
SNSでは個人的な体験談や理論のみの情報が溢れていて、色々な人が違う意見を言い
情報に振り回されている若者達はニキビ治療に苦戦している気がします。
結論。
外用薬が一番大事!
20種類はいらないけど。
コスメじゃ治らない。
保険の薬扱いにくい(処方しているしお世話になっておりますが…)
クリニックでのレーザーや導入(当院では今はヒーライト付のスペクトラピールと、クライオエレクトロポレーションなど紹介)だけじゃゼロを目指せない。
ロアキュタンも飲むのを辞めるとまたでるし。
「ニキビ治療の勝ち組」とは、自分で自分の肌状態を分析でき、外用薬の使い方をコントロールできる人。
人には人の治療法。コスメも同じ。
患者さんが自分の肌質や「今」の肌状態を客観的に自分で分析できるように、専門家は薬をただ処方するだけではなく導いていかなければいけないな、と思いながら日々カウンセリングしています。
ニキビの原因を理解し、ニキビを悪化させるスキンケアアイテムを知り、自分の「今」の肌状態の分析ができ、薬の自己コントロール方法を身につけ自信をつけた勝ち組患者様は、ニキビに良いという流行りの油分たっぷりコスメや摩擦アイテムやインフルエンサーのお勧めする高額コスメに手を出すことがなくなる。
「先生のいうようにスキンケアや薬の使い方変えたら良くなりました!」
「自分で薬や肌の調整ができるようになりました!」と患者様に言われるとやっぱり嬉しい。
「やったね、もう大丈夫だね。自分でできるね。」「ニキビ卒業だね!もう薬もういらないね!」
と言ってあげたいところだけど、まだまだ40歳くらいまでは油断ができないのがニキビです。減らしながら継続が必要。
「ニキビ専門外来」では20分〜30分時間をかけて患者様が自分で肌をコントロールできるようになるように指導、コツをお伝えして必要な薬やコスメや施術を紹介しています。
保険では処方できないけど、昔から即効性のあるAPMやAPSといったビタミンC誘導体はニキビ治療に使われてきました。
新しいものが色々開発されても、本当に良いものはなくならない。
当院にて、高濃度APMベースのニキビ治療薬「RED Lotion」が新発売されます!
今後インスタでもご紹介するので見てみて下さい。
ニキビ治療難民さんに使って欲しい…
白ニキビには本格ホームピーリング「369 Peeling Solution」も併用を。よろしく!
東京 新宿 美容皮膚科369clinic 院長本田